けっこう重症でした。

フジファブリック・志村くんの訃報。
思ったより私の心を揺らします。

フジがいちばん好きなバンド!
ってわけじゃないんだけれど、
好きで新曲やライブが楽しみなバンドのひとつで
志村くんの楽曲のセンスやバランスにいつも感心していたし、
決して上手じゃないけど、味のあるボーカルもすごくて…
私はバンドも音楽もしていないけど、
あの若さであんな才能がある人がいたら
周りの人はかなり焦るだろうなぁ…なんて思っていたから。

2009年は音楽界にとってまさに厄年だったけれど、
私的には
ずっと年下で繊細な感性のあるミュージシャンが不在になったということが
影響があるようです。

めんどくさいなー、うっとうしいなーと思っていた
mixiやニコ動をこんなに欲したときはなかった。
悲しみを共有したり、情報を知ったりすることができました。
(告別式だった28日の正午に同じ空の下から黙祷を捧げてみた。)

志村くんの死を通じて、
頭では理解していても、なかなか感情がついていかなかった
生命を受けることの奇跡や生きるということの奇跡、
生と死は隣り合わせであることが
ようやく分かってきたような気がする。

そうはいってもなかなか思うようにいかない世の中だけど、
孤独や不安を謳っていても
最後には前を向いて歩もうとする彼の歌詞のように
今を生きていかなきゃならないのだなぁ。


こんな名曲を残して
若者のままで去っていった志村くん。
本当にありがとう。
ゆっくり休んでね。
また会おうね。